心をリリースするジャパンポップス12選

ライフスタイル

いつも笑顔を浮かべていたい、とは思っても、そうもいかないのが現実。

 

仕事でうまくいかなかったり、家族と衝突したりと、ブルーになるときもあるはず。鬱積したストレスは心をくすませます。行き場のない思いを、ジャパンポップスを聴くことで上手にリリースしていきませんか。

 

■音楽でリラックス

古来、音楽は「心の薬」として治療にも使われてきました。

 

古代ローマでは心を病んだ患者の胸の上に縦笛のような楽器を当てて、生演奏を心に聞かせたそうです。現代の日本にも、ヒーリングミュージックというジャンルがありますね。海の波や小川の音、ゆったりしたメロディの、あれです。

 

 

■もやもやには音楽がぴったり

入眠するための儀式なら、アロマを炊いたり、お酒を飲む方法が。けれど眠りでは解決しない、もう少し精神的なストレスがあるときは、もやもやを減らし、できればリセットして、明日への活力を得たいですね。気軽に試せて、癒しと同時に元気をもらえるジャパンポップスが、それにこたえてくれます。

 

今回、オススメするのは、3組のアーテイスト。いずれも、やわらかな声と楽曲で、心の疲れがほぐされるセレクションです。

 

 

■『ハンバート ハンバート』:リリカルな詩とカントリー音楽の融合

【http://www.smash-east.com/bands/2013/04_humbert/index.html】

『ハンバート ハンバート』は、佐藤良成と佐野遊穂の男女ユニット。日本の風土に馴染む詩情と歌詞、バックに流れるアメリカンカントリーとアイリッシュミュージックの融合具合が素晴らしい作品群です。

 

「妙なる調べ」では、“頑張ろう、この美しい音”という歌詞を、ノスタルジックな街並みの画像を見ながら聞くと、時間の流れがいつかスローになり、頭のしこりが取れる気分に。「おなじ話」は男女の短い言葉の掛け合いから、恋と別れ、生死を予感させます。

 

「願い」は、“せめて健やかに、それだけが僕の最後の願い”と連呼されると、なんだか切なくて泣きたくなります。「待ち合わせ」では、人を待つ思いに共鳴する自分が。透明な女性ヴォーカルと抱擁感ある男性ヴォーカルの両方を楽しみつつ、彼らのやわらかな世界観を覗いてみてください。

 

    

                    

    

 

 

■『大橋トリオ』:光る才能がさり気なくエールを

【http://www.cinra.net/interview/201403-ohashitrio】

『大橋トリオ』は、トリオと言いつつ実は一人の男性の名で、ピアノ・ベース・ドラム・ボーカルをこなすマルチプレーヤーです。映画やシンガーへの楽曲提供で、あなたも曲はご存知かもしれません。本人、シンプルにロックしているだけ、と言うのですが、デビュー間もなくCD SHOP準大賞やアルバムチャート1位など、勢いはとどまる所を知らず。

 

「アネモネが鳴いた」では、“今日という日を。すべていとしくてたまらない”という詩に、彼からエールを送られる気が。「生まれた日」も、ピアノの弾き語りの中で、失敗も含めて今、自分が生きていることの意味を考えさせられます。「Today, Tonight」は英語の歌で、外国人にもファンが多い曲。「この雨みたいに泣いて見たかったけど」では、シンプルな歌詞にギター、トランペットが重なって行き、聞き終えた時、豊かな感情を持つ自分に気づかされます。 “君は今、カラフルになって色付きの世界を駆けていく”と未来的な詩と曲の「ユニコーン」。視界が一気に開ける感じがします。

 

           

    

  

   

 

 

 

■『羊毛とおはな』:あたたかさを亡きヴォーカルから

【http://okmusic.jp/#!/news/32777】

ヴォーカル・千葉はなとギター・市川和則のアコースティックユニットです。『羊毛とおはな』は、市川のハンドルネームが「羊毛」だったことから。国内外でCMや映画、NHKみんなのうたなど精力的に活動しつつも、はなさんが乳がんを発症し、2014年活動休止。2015年には36歳という若さで永眠されています。

 

最近、英語のカバー曲を探している折にこのユニットを知ったため、遅すぎた出会いへの後悔、しきりです。とはいえ、はなさんが病気をファンに明かさなかったのは、『羊毛とおはな』が明るく前向きなメッセージを発信するユニットでありたいから、だそう。

 

確かに、「逢いにいこう」には不器用な父親と娘の間の家族愛を感じるし、「うたの手紙~ありがとう~」「月見草」では、軽やかなメロディラインと素朴なメッセージに、冷えた心がほっくりあたためられます。「Falling」は恋に落ちる気分へ。これを機に、日本人離れした深いボサノバヴォイスとあたたかいメッセージに触れてみてください。

 

     

 

     

 

■まとめ

いかがでしたか?これらのジャパンポップスを聴いて、疲れが取れて、明日も頑張ってみようかな、と思ってくれたら幸いです。お気に入りの一曲と出会えますように。

 

 

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