美パワーをアップさせる３つのコツ！美食のコーディネートについて
美容や健康、ダイエットに効果的な美食をストイックに続けているのに、イマイチ効果が出ないといったそんな悩みを抱えている方へ、もしかするとそれは摂取方法が間違っているかもしれません。
今回は美肌や美髪、ダイエットのための美パワーをアップさせるための美食コーディネートのコツについて紹介していきます。
■美肌のためのビタミンＣ摂取は夜がお勧め！
美肌のためにはビタミンＣを多く摂取する事が大切だという事は、現在では当たり前のようにみんな知っているようですが、そのビタミンＣも摂取するタイミングによって美白効果が変わってきます。
実はグレープフルーツやレモン、オレンジといった柑橘類やパセリ、きゅうり、セロリといった野菜類でビタミンＣを多く含む食品には、ソラレンと呼ばれる光毒性物質が含まれていて、朝外出する前に摂取してしまうと、逆にシミやそばかすを招いてしまうといったリスクが潜んでいるのです。しかもこのソラレンは摂取してから７時間も有効に働くので、出来れば朝もしくは日中の紫外線を浴びる時間帯の摂取は控えた方が良いようです。
ソラレン成分を含む食品としては、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、キウイ、パセリ、セロリ、きゅうり、シソ、春菊といった物があります。最近では朝野菜や果物が豊富なミックスジュースやグリーンスムージーだけ摂取するといったプチファスティングダイエットが流行っているようですが、出来ればこれからはソラレン成分を含む野菜や果物をミックスジュースやグリーンスムージーに加えるのはやめた方が良いでしょう。
お勧めな摂取タイミングとしては、夕食や夕食後のデザート時です。果物の消化時間はわずか２０～３０分です。野菜も３０～１時間といった風にスムーズに消化するので、夕食やデザートとして食べるのにお勧めの食品です。夕方以降は肝臓の働きも停滞してくるので、消化に時間がかからない食品を摂取すると夜もぐっすり眠りにつけます。
■夕方以降は成長ホルモンの働きを活性化させる食品を摂取するのが美パワーアップのコツ
ビタミンＣは夕方以降の摂取がお勧めですが、その理由はソラレンの紫外線吸収作用をセーブするといった理由以外でも、果物や野菜類に大量に含まれるビタミンやミネラルは寝ている間に働く成長ホルモンの活性化になくてはならない栄養分だからです。
睡眠中に成長ホルモンが活性化する事によって、新しい肌や髪、爪などが生まれてくるのです。成長ホルモンの働きとしては、大人の場合には美肌、美髪効果やダイエット効果、ホルモンバランスをコントロールする効果が期待出来ます。
高齢者の場合には、アンチエイジング効果や認知症防止といった嬉しい作用があるので、夕食のメニューにはただ空腹を満たすためだけでなく、そういったプラスアルファの効能も期待しながらコーディネートしていきたいものです。今まで朝摂取していた野菜や果物を夕食のメニューへと切り替えるだけなので、誰でも比較的簡単に実行できる美容法ですね。
■アンチエイジングを促す成分について
成長ホルモンの働きとしては、サーチュイン遺伝子というアンチエイジングには欠かせない長寿遺伝子の働きにスイッチを入れる事です。サーチュイン遺伝子にスイッチを入れるためにはテロメラーゼという酵素の働きが必要となるのですが、このテロメラーゼ酵素を活性化させるのがヒト成長ホルモンなのです。
他にもサーチュイン遺伝子にスイッチを入れる効果があるのは、カロリー制限をして細胞の働きを活性化させる方法や、ピセアタンノールやレスベラトロールといった成分を補給してあげる事です。ピセアタンノールやレスベラトロール成分はサプリメント等の健康食品からでも補えるので、日々のライフスタイルに上手に取り入れていって下さい。摂取するタイミングも夜寝る前がお勧めです。
サーチュイン遺伝子のスイッチがＯＮの状態になる事によって、ミトコンドリアの働きが活性化されて運動機能が促進されたり、新陳代謝が促される事によってダイエット効果が得られます。他にも血管の機能が改善される事によって動脈硬化を防いだり、脳の活性化によって認知症の予防効果も期待出来ます。
このようにピンポイントでアンチエイジングに効果的な成分を補給してあげる事によって、より高い効能が期待出来るという訳です。
■まとめ
いかがでしたか？美肌や健康、ダイエットのためには、美容に良い成分を摂取する時間に気を配ったり、アンチエイジング効果の高い成分を厳選して補給してあげる事によって、より高い美容効果が期待出来るという訳です。
美容のためにあれもこれも試すよりは、このように効率性を考えて美食コーディネートしていった方が、簡単により早く結果も出せるという訳です。このように美活のコツも、ポイントを押さえていけばそう難しい物ではないのです。
