食べていないのに太る?!その原因は?
”それほど食べる量が多いわけでもないのに太る!”という悩みを抱えたはいませんか?
太りやすい原因となっているのは、食べ過ぎによる摂取カロリーの多さだけではありません。食べる量が少ないのに太ってしまう原因として考えられる理由をまとめてみました。
<1.ストレスが溜まっている>
ストレスが蓄積している方は、「自律神経」が乱れてしまいます。自律神経が乱れてしまうとホルモンバランスを崩し、体内の機能が本来の力を発揮することができず、代謝率の低下へと繋がります。
そのため、それほど多くカロリーを摂取していなくとも代謝が低いのでエネルギーとして燃焼できず、体の中に脂肪として蓄えられてしまうのです。
また、ストレスを感じるとビタミンなどの必要な栄養素が消耗しやすくなったり、血行が悪くなることも代謝低下を招く原因となります。仕事などで忙しい日々を送っている方は、気づかぬうちにストレスを抱えている事があります。
毎日の入浴や十分な睡眠を取ることは、体の疲れを取りリラックス効果が得られる生活習慣です。上手にストレスを解消して太りにくい体を作りましょう。
<2.必要な栄養素が不足している>
食べる量が少ない方は、1日に必要な栄養素が十分に補うことが出来ていない可能性があります。慢性的な栄養不足に陥ると代謝率が下がります。代謝率を上げるためには、「タンパク質、ビタミン、ミネラル」といった栄養成分をしっかりと摂ることが重要です。
例えば、菓子パン、ハンバーガー、おにぎりなどは食べ応えがありますが、栄養価が高い食品ではありません。カロリーを補うことができたとしても、栄養素が不十分な食品ばかり摂取していては痩せにくい体を作ってしまいます。
小食な方も肉類、野菜、魚をバランス良く摂取することや栄養価の高い食材を毎日の食事に加えることで、脂肪を燃焼しやすい体質へと変えることができます。
<3.便秘で内臓機能が落ちている>
腸内環境が乱れていることは太りやすい体質の原因となります。腸内環境の乱れは便秘を引き起こして内臓機能の低下を招きます。食べ物を摂取した時に上手く消化できず、不要な老廃物が蓄積してしまいます。
頑固な便秘に悩まされている方は、お腹もポッコリと膨らみ見た目にも太って見えますので、腸内環境を整えて便秘知らずの体作りを目指しましょう。
<4.体の筋肉量が少ない>
仕事はデスクワーク中心、移動する時は車など、ほとんど体を動かすことがない生活習慣を送っている方は、体の筋肉量が少なくなっている可能性があります。
日頃、運動をしないという方でも通勤のために歩いたり、自転車に乗るなど体を動かす生活習慣を送っている方は、自然に一般的な筋肉量を身につけているはずです。
しかし、極端に体を動かさない日々を続けている人は、筋肉量が低下していることが代謝低下を招き、太りやすい体を作っている恐れがあります。
体を動かすことが苦手であっても、できるだけウォーキングといった運動を生活習慣に取り入れ、筋肉を増やすために良質な「タンパク質」を補うことを意識すると、脂肪をエネルギーに変える力がアップします。
<5.脂質や糖質が多すぎる食事>
脂質や糖質が多すぎる食品を好物としている方は、カロリーばかりを補うことになりますので、1度の食事で沢山の量を摂取していなくとも太りやすくなります。
わかりやすい食事メニューで例えるならば、朝食に「ご飯、卵焼き、味噌汁」といったきちんとした和食を食べた場合と「ドーナツ1個」食べた場合では、ドーナツの方がカロリーが高いのです。
太りやすい体質だと諦める前に、自ら太りやすく痩せにくい原因を招いていないかチェックしてみてくださいね。