憂鬱に感じてしまう時はセントジョンズワートでリラックスを

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日々一生懸命前向きに過ごしていても、何かのキッカケで憂鬱になってしまう時ってありますよね…。だからといって無理をして元気を出そうとしてしまうと、その反動で心の憂鬱は体調にまで表れてしまう事もあるので、注意が必要です。

 

そんな時は、安全性の高いハーブでリラックスしてみてはいかがでしょうか?

 

ハーブの一種であるセントジョンズワートは、気持ちを落ち着かせてイライラを緩和してくれる働きがあり、うつ症状の改善にも効果があることから、「ハッピーハーブ」とも呼ばれています。そんなセントジョーンズワートについてご紹介いたします。

 

■セントジョンズワートとは?

日本では西洋弟切草という名称で呼ばれており、古代ヨーロッパでは魔除けに使われていたこともあるセントジョーンズワート。聖ヨハネの誕生日頃に花が咲くことから、この名前がついたそうです。

 

切り傷や火傷などの外傷の治療として用いられていた事もあり、内服すると、気分が向上したり、精神が安定する働きがあることから、うつ症状や睡眠障害、精神的なイライラなどに効果があると言われています。

 

セントジョーンズワート最大の特徴として、他のハーブには見られないヒペリシンという特有の成分が含まれていることから、これが脳内のセロトニン減少を抑える働きがあり、うつ状態を改善へと導きます。

 

■セントジョーンズワートの効果は?

ヨーロッパ原産のハーブ、セントジョーンズワートは、主に気分が落ち込んだりイライラするような精神的に不安定な状態や、軽いうつ症状不眠などの睡眠障害に効果的だと言われています。

 

セントジョーンズワートに含まれる成分が、神経伝達物質のバランスを整えて脳内の働きを正常にすることで、これらの症状を緩和します。

 

現在では、お茶やセントジョーンズワートのエキスを抽出したサプリメントなどで、摂取することが可能です。

 

■女性特有の悩みにも有効~リラックス効果~

更年期障害PMS(月経前症候群)などで、ホルモンバランスが乱れることにより。憂鬱やイライラなどを引き起こす事もありますが、そんな悩みにもセントジョーンズワートは有効です。

 

副作用の心配もあまりなく、気軽に使用できることから、このような女性特有の精神的なイライラにも、セントジョーンズワートのようなハーブを用いる方が増えてきているようです。

 

■不眠などの睡眠障害にもセントジョンズワート

夜眠りにつくことが出来ない、睡眠が浅くすぐ目覚めてしまう、という睡眠障害にも、セントジョーンズワートは効果的です。脳内物質であるセロトニン減少をおさえる、セントジョーンズワートの働きのおかげで、メラトニンの不足が緩和されることにより、不眠などの睡眠障害にも効果があると言われています。

 

■セントジョーンズワートの副作用は?

気になるセントジョーンズワートの副作用ですが、単独で服用する分に関しては、ほとんど副作用の心配はないようです。

 

ただ、他の医薬品と併用する場合は注意が必要になりますので、服用前に必ず医師にご相談ください。単独での服用の場合も、妊娠中、授乳中は避けたほうが良いとされています。 

 

■古の知恵でもっと毎日を充実させよう

古くから使われてきた、安全性の高いハーブであるセントジョーンズワートは、女性特有の更年期障害やPMS(月経前症候群)によるイライラや、気持ちの落ち込みや憂鬱を緩和し、リラックスさせてくれる効果が期待できます。

 

これらの症状がきつい場合は、病院へ行ってきちんと受診することをおすすめしますが、そこまで悪化していない状態や、病院へ行くほどでもないという場合には、セントジョーンズワートを試してみるのも良いと思います。

 

他の薬と併用する場合に限り、注意が必要になりますので、医師に確認してから使用するよう注意してください。

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