夜に男女が愛を語り合うのは何故？夜に深まる男女のドラマについて
夜のとばりが降りると共に、男と女が愛を語り始めるのは何故でしょう？
それは体内時計の中の意識の針が昼間の顕在意識優位な状態から、潜在意識が優位な状態へとシフトチェンジしていくからです。今回は夜になると男女の仲が深まるその神秘的な現象についてリサーチしていきます。
■潜在意識が実は本当の自分の姿だった！？
潜在意識とは自分の心の内に秘めた願望や欲望の塊なのですが、潜在意識の器では日々生活している中で膨大なデータを取り込みながら、そこで感じたり思ったりした様々な情報が蓄積されていきます。日中活動している時にはこの潜在意識も眠ったままなのですが、主に睡眠中の無意識の状態の時に開花されるようです。でもこの普段は眠ったままの潜在意識が姿を現してくれるのが、朝起きる直前や夜眠りにつく前、催眠術にかかって覚醒している状態の時です。
真夜中にラブレターを書くと両想いにはなれないといった哀しい言い伝えもあるようですが、それは真夜中の時間帯の事を魔の刻と呼ぶので、真夜中の色恋沙汰は魔が差したといった風に一時的な気の迷いと思われているからでしょう。でも、夜が更けるに連れてそれまで眠っていた潜在意識が少しずつ開花されてくるので、真夜中に書いたラブレターの内容は、実は自分でも気づかなかった本音が露呈されやすいのです。だから愛を語るのなら断然昼間よりは夜の方がお勧めですし、ラブレターを書く時でも愛のこもった言葉が浮かんでくる事でしょう。
■夜のデートスポットが流行る訳
夜には男女が愛を語り合うおしゃれなカクテルバーや夜景の見えるデートスポットが人気を呼んでいます。こういった夜間のムード溢れる空間も、自分の心の内の感情を相手に切実に伝えるにはもってこいのシチュエーションなのです。
夜の闇と静けさの中では、きっと明るい時にはなかなか言えないような照れくさい愛のメッセージもきっとストレートに表現していけるはずです。カクテルにもブルームーンやムーンライト・クーラー、スピカ、ミルキーウェイといった夜空を連想させるような素敵な名前の物もあります。夜空に恋い焦がれながら恋する二人で月や星に由来するカクテルを飲んでいると、より神秘的な闇夜の世界へと入っていける事でしょう。
こんなロマンチック溢れる世界観があるからこそ、夜にドラマが生まれるのです。その恋愛ドラマの切ないストーリーの数々は、きっと潜在意識の中へと蓄積されて素敵な思い出となって彩づいていく事でしょう。
■夜に出会った男女はきっと恋に落ちる！？
夜の美しい闇の中で出会った男女は、きっと恋に落ちます。
そうなるように月夜や満点の星達が二人のこれから起こる未来について、導いているからです。それも二人が最初に出会った時の夜空の模様と同じような心象風景の恋に落ちるでしょう。もしも二人が中秋の名月の時期に出会ったのであれば、月のパワーをいっぱいに浴びながら、神秘的な恋に発展する運命が宿っている証です。
夏の夜空は手が届きそうなぐらいに近いと云われていますが、そんな満天の星空の下で出会ったのであれば、二人の恋の未来もそんな星達の煌めきのようにたくさんの素敵な思い出を作っていく事が出来るでしょう。もしも付き合いが長引くに連れて二人の関係もマンネリ化してきたと感じるようになったら、二人の恋の進行途中の節目、節目には、夜空の月や星空を二人で愛でるような習慣を取り入れていくとまた愛のパワーチャージが出来ます。
恋はいつかは終わりが来ると云われていますが、たとえいつかは終わりが来たとしても、どれだけ付き合っている間に素敵な思い出が作れたのか？といった事の方が大切なのです。もしも別れが来たとしても、そんなかけがえのない素敵な思い出も二人で過ごした日々と同じような夜空を見上げればまた思い出す事が出来るのです。
だから夜の時間は自分の秘めたる心と真摯に向き合う時間として、思い出を大切に積み重ねていって下さい。
