彼とやりなおしたい時に気をつけるべきこと

ライフスタイル ライター:

あなたに彼以外の男性ができてしまった場合。

もしくは、彼があなた以外の女性と浮気をしてしまった場合。

一度はもうだめだわ、と別れを意識したことでしょう。

それでも、「やっぱりやりなおしたい」とそう決意した時、二人の間に起こりやすい感情のトラブルがあります。

 

今回は、そんな「やりなおしたい時に気をつけるべきこと」についてお話してまいります。

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いろいろな感情が爆発します

もしも、あなたが浮気をされた側だったらどうでしょう。

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きっと彼に裏切られたような気持ちが生まれ、不安でたまらないでしょう。また、自分自身の女の魅力を否定されたような気持ちにもなりますし、何より、浮気相手への敗北感、これを感じた瞬間、どうしようもない怒りを覚え、同時に悲しみも襲ってくるでしょう。

 

「傷ついた」

 

人はこの一言で済ませようとしがちですが、実は、こう感じた瞬間から、いろいろな感情が生まれてくるのです。それは、心の中でドカンと大きな爆発音をあげてメラメラと燃えさかるかもしれません。

 

そんな時、こんな風に感情的になっちゃいけない、と自分をおさえてしまう女性も少なくありません。けれども、爆発しても仕方がありません。そう、当り前なのです。

 

無理におさえつけるのではなく、「そうだよ。こんな気持ちになって当り前よ」と、自分で自分を認めてあげましょう。

 

 

相手を責め続けてしまう人がいます

次にあなたの中で生まれるのは、「私の気持ちをわかってほしいの!」という欲求です。

 

浮気をした側には、罪の意識はあるでしょう。あるからこそ、「浮気されて傷ついた気持ちをわかってほしい」というあなたの欲求もまるごと受け止め、理解しようとつとめます。

 

ただ、その「わかってほしい!」という欲求があまりにも長く続いてしまうと、相手は延々責められ続けることになり、だんだん嫌気がさしてくるものです。

 

「こいつと一緒にいる間、ずっとこうやって責められるのかな?」

 

そんな感情が相手に芽生えてしまうのです。

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もちろん、浮気をされた側としては、不安も悲しみも、自分を否定されたようななんとも言えない苦しみを感じました。だからこそ、「わかってほしい!」となったのです。

 

しかし、

ここで一度、立ち止まって考えてみてください。

 

「今、相手にわかってほしい!と感じているのは、何のこと?」と。

 

実は、相手を責める時、別れの原因(または別れ話の原因)になった体験だけでなく、これまで「うまく行っていた頃」に感じていた「わかってもらえなかった体験」までもひっぱりだしてきて、あれやこれや言い始める。そんなことがあるのです。

 

そうなると、相手に対してわかってほしいと思う気持ちは膨大になりますね。だからこそ、ずっと相手を責め続けてしまうのではないでしょうか。

 

そんな時には、彼以外の第三者に、昔の「わかってほしかった記憶」について打ち明けてみることをおすすめします。第三者に話しをすることで、自分の中にどんな鬱憤がたまっていたのかに気がつくことがあります。

 

自分自身でも知らないうちに、様々な感情が重なっていたのですね。そのうち、「こんなに傷ついている」という進行形の言葉が、「あの頃はすごく辛かった」と過去の話に変わるでしょう。

 

自然と、たまっていた欲求が薄れてくるはずです。

 

 

不安を捨てましょう

ひどく傷ついてしまうと、また同じことを体験しないように、予防線を張ろうとします。恋愛に関しては、不安がその予防線になる可能性が大なのです。

 

つまり、「あの人を信じていいのかな?」「また浮気するんじゃないかな?」という気持ちが生まれてくるわけです。信じて、許して、そうしてまたやりなおそうと決めたのに。それなのに、彼を信じることができない。

 

こうなると、「許してくれたんじゃないの?」「まだ疑ってるの?」と、相手も半信半疑になりますね。

 

また、「信じてあげられないなんて、私って彼女として失格?」と、自分を責めてしまう場合もあります。

 

不安に意識を向けたままでは、やりなおすことは難しいのです。

 

もし、本当にやりなおしたいとそう願うのであれば、「捨てる」という選択が大事になります。

何を捨てるのか?

それは、あなたの心の中の「不安」です。

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幸せを選びましょう

ではどうやって不安を捨てればいいのでしょう。

 

不安という気持ちは、なかなか追い出すことのできないものです。そんな時は、「不安」を打ち消そうとするのではなく、「不安」よりももっと大きな感情を植え付けることをおすすめします。

 

つまり、「不安」に感じている気持ちより、もっともっと「幸せになろう!」と感じることなのです。

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「もうだめ、また浮気される」と、不安がっているよりも、今度はどんな二人になろうか。今度はどんな幸せな関係を結ぼうか、と二人の新たな幸せな関係に意識を向けること。

 

浮気をする前に戻ることはできませんが、浮気をひとつのきっかけとして、より強固な関係を結ぶことができる。

 

そんなカップルも存在します。

 

不安は何度も襲ってきます。

けれども、そのたびに、二人の幸せに意識を向けることができれば、やりなおすことも可能なのです。

この記事を書いた人

三橋 久美

三橋 久美

バツイチ、再婚組。子育てしながらカウンセリングに励む日々。専門は、人間関係(家族、恋人、同僚、友人)改善。趣味は恋愛小説を書く事。

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