つらい停滞期、食事量は減らす?増やす?

ダイエット

ダイエットをはじめると最初はうまくいくのに、すぐに体重が減らなくなるのはどうして?

「どんなファッションでも楽しめる綺麗なボディラインになりたい!」

「カッコいい彼氏の横にいても、恥ずかしいと思われない引き締まった体にしたい!」

「お友達よりも細身の体になりたい!」

「去年買ったお気に入りのお洋服がキツくなったのが許せない!」

 

【photo by profile.ameba.jp】

理由はどうあれ、今よりもスリムアップした体に憧れて、一大決心をしてダイエットスタート。最初は比較的スムーズに1~2kgは落とせたのに、その後は同じように頑張っても変化がなし…。

 

これっていわゆる「停滞期」です。

 

頑張っても頑張ってもなかなか結果が実感できなくて、ついつい自暴自棄になってしまった記憶はありませんか?その結果それまでの努力が台無しになったという経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

 

ここではダイエットをしていて乗り越えるのが大変な、「停滞期の制し方」をご紹介していきたいと思います。

 

ダイエットをはじめると、「停滞期」はどうして起こるの?

・炭水化物の摂取料を減らす

・野菜をたっぷり摂取する

・糖質や脂質を避ける

・ジュースやソーダを飲まない

・運動を増やす

・ダイエットサプリメントを摂取する

【photo by healthil.jp】

ダイエットと言えば、こういった事から努力をはじめますよね。普段よりも摂取カロリーが減少して消費カロリーが増えると、体は素直に反応をして体重は落ちます。でもこれ、2kg程度が限界です。

 

「停滞期」に入ると、全く体重が落ちている実感がなくなります。

 

・ダイエットスタートから約1ヶ月

・体重の5%減量成功した頃

 

こういった時期に「ホメオスタシス」という体に自然に備わった機能が働き、停滞期に入ってしまいます。ホメオスタシスとは、①自律神経 ②内分泌 ③免疫 の3大システムで、自らの体を環境に適応させる働きのことです。

【photo by www.japa.org】

ダイエットを始めると、ホメオスタシスは少なくなった体重を維持するために栄養の吸収率を上げて、カロリー消費を最小限にしようと働きます。体重が減りにくくなるのはこれが原因で、ダイエットは「ホメオスタシスと上手に付き合うことが成功の鍵」となります。

 

 

停滞期に入ったと感じたら、食事の量は減らす?増やす?

停滞期に入ったと感じたら、それまでの努力を落ち着いて続けましょう。もっと早く体重を落としたいという一心で、極端に食事量を減らしたり過激な運動を行ったりすると、綺麗に痩せるどころか疲れてやつれて見えやすくなります。体が疲れやすく精神的にも滅入りやすくなり、悪い状態を引落していしまいます。

 

この辛い停滞期、個人差はありますが約2週間~1ヶ月程度続きます。大切なことは停滞期に体重を戻さないように注意することで、ゆったりと構えて停滞期を乗り越えるように頑張りましょう。

 

食事についてですが、2~3日程度の数日間だけ1800~2400kcalに増やしてみてください。ジャンクフードやファーストフードは避けて、自炊で薄味の食事を楽しむようにしましょう。これは体のホメオスタシスを元の状態に戻ったと勘違いさせるためで、2~3日程度ダイエット前の摂取量にすることでホメオスタシスの緊迫状態がとけるということです。

 

ですから「停滞期に入ったと感じたら、食事の量は減らす?増やす?」の答えは、「2~3日だけ食事量を増やす」が正解です。

【photo by beauty-matome.net】

ただし2~3日が限界で、その後はダイエット食に戻してローカロリーな食事を心がけます。2~3日と言っても一旦食事量を増やすとダイエット食に戻すというのは苦痛を感じ安いのですが、目標を達成するためです。強い意志を持ってカロリーを制限した食事で、目標の体重まで頑張りましょう。

 

注意点ですがダイエット中に食べる食事は、1200kcal/1日以下にはしないことです。過度に食事量を減らすと新陳代謝のリズムが狂い筋肉量も落ちてしまうので、体力不足・体調不調を起こしやすくなります。綺麗な肌を作るための材料も不足してしまいます。あくまでも血色のよい透明感のあるハリのある肌状態で、目標の引き締まったボディラインに仕上げるということが「ダイエットの成功」です。

 

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