妊娠中、ニキビは出来やすい?

肌荒れ・ニキビ

 

 

ニキビなんて出来た事がないのに、妊娠したら突然ニキビが!

お腹の中に命の芽生え、「赤ちゃんができた!」と大喜びをしたのも束の間、妊娠中には様々な体調の変化、肌トラブルで悩みます。

 

つわりがひどくなり食欲不振になったり、匂いに対して敏感になったり、そうこう言っているうちにすごい食欲になったり、どんどんお腹も大きくなってボディラインも崩れます。美意識の高い年代なだけに、この急激な変化はものすごいストレスです。

 

それだけでも辛いのに、鏡を見たらポツポツと赤いニキビが。学生時代にニキビを経験したことがない方でも、妊娠中にニキビに悩む事がよくあります。

 

これってどうして??顔に出てくるニキビって一番に人に見られる部分なだけに、すごくストレスを感じます。妊娠中にはどうしてニキビができやすくなるの?これからご紹介して参ります。

 

 

【photo by 192abc.com】

 

 

妊娠中にニキビが出来やすくなるのはどうして?

妊娠初期は顔だけではなくて、首や胸、背中など、これまでニキビが出来た事のない部分にまで突然ニキビが出来きて驚く事があります。出産と共に落ち着く事が多いのですが、妊娠期間って体がどんどん重くなって精神的にもキツく時間も長く感じるのに、約10ヶ月という期間を過ごさなければなりません。

 

「妊娠中はニキビが出来やすいって聞いたから。」と割り切れる方なんてほとんどいらっしゃいませんよね。「妊娠中だってお洒落は諦めないで楽しみたいから、このニキビはどうにかしたい!」と思う方ばかりだと思います。

 

実は妊娠中にはホルモンの分泌バランスに変化が変化があります。

 

妊娠すると、妊娠を維持するためのホルモン、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)が過度に分泌されるようになります。プロゲステロンの働きは男性ホルモンとても似ていて、皮脂分泌の働きを高めます。必要以上の皮脂は毛穴を詰まらせやすくなり、ニキビが出来やすい肌状態になります。体温も高くなるため発汗も過剰になり、肌表面のPhバランスも崩れて肌がデリケートになりやすくなります。

 

妊娠中期までに経験する方も多い「つわり」ですが、これもニキビを作りやすい肌環境を作ります。ひとつの食品だけが異常に食べたくなったり、普段食べないものが欲しくなったり、バランスよく食べるべきだと分かっているけれどついつい偏っちゃって、なんて事もよくあります。

 

無理がないようにと安静にってしていると運動不足にもなりがちです。子宮が大きくなることで腸を圧迫して、便秘になりやすくなる事も原因です。

 

 

【photo by mamari.jp】

 

 

妊娠中のニキビ、悪化させずに乗り切るためには?

妊娠中にはニキビが出来やすい条件が揃っているから諦めようと、消極的になるのはやめましょう。

 

妊娠中だからこそ赤ちゃんが産まれてからではやりにくい事を、積極的にどんどんチャレンジするといいですよ。毎日明るく過ごす事も、アナタと赤ちゃんにとっても大切な事だと思います。出産すればニキビは落ち着きやすいですが、妊娠中にスキンケアを怠ると大きなニキビ跡を残こす可能性が高まります。肌に優しいマイルドな低刺激の化粧品を選び、こまめにスキンケアする事がポイントです。

 

化粧品選びは、パラベン、鉱物油、アルコール、石油系界面活性剤など、負担になりやすい成分を含まない、若しくは低配合のものを選びましょう。刺激の強い成分を肌につけるということは、肌から吸収して赤ちゃんにも届きます。洗顔はたっぷりの泡で包むように洗い、洗顔料が残らないようにしっかりすすぎましょう。

 

保湿は軽い感触の化粧水からケチらずに使い、美容液・保湿剤等で整えます。油分が高配合の乳液・クリームの使用は避ける方がお勧めです。

 

妊娠中は使用できる薬は制限されます。余りにもニキビが悪化した時は皮膚科の受診をお勧めしますが、こまめなスキンケアでニキビが悪化しないようにお手入れしましょう。

 

【photo by www.avsp2010.org】

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