脂性肌のニキビって遺伝?諦めないで見直してみよう!

肌荒れ・ニキビ

 

お父さんの顔にニキビ跡がいっぱい。ニキビって遺伝するの?

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中学生の年齢の頃、突然鼻の頭やおでこ、頬等を触ったら、ヌルっとした脂っぽい感触に驚いた事はありませんか?見た目はピカピカとテカって、小学生の頃には考えられない状態で、知らない間に赤いポツポツが増えて、悪化したら膿を持った痛々しいニキビができてショックを受けます。

 

「お友達の肌にはニキビなんてないのに、どうして私だけ沢山のニキビができるの?お父さんの顔にキビの痕方がいっぱいあるけれど、もしかしてニキビって遺伝する?」近年の研究によると、肌質は遺伝の可能性がとても高くて、皮脂腺の大きさが遺伝するために、脂性肌の人の子供には脂性肌の子供が出来やすいと言われています。ご両親のどちらか、もしくは祖父母からの隔世遺伝の可能性も考えられます。

 

よく「体質が似てるから。」なんて言いますが、体質ってどういうことかわかりますか?「細胞の質」と考えていただいたらいいと思いますが、顔が似ていたり、毛深さが似ていたり。汗かき・冷え性などの体質も似る事が多く、ニキビもそれと同じと考えられます。

 

病気もその一つ。「癌」は遺伝性とか言われますが、アンジェリーナ・ジョリーが母親からの乳癌の遺伝を危惧して、乳房の切除・再建手術を行った事ってご存知の方も多いと思います。

 

 

遺伝とあきらめないで!生活環境を見直す事も大切です。

体質は遺伝するからと諦めてしまいがちですが、大切なのは悪化しないように如何に工夫するかという事です。

 

バランスの良い食事が取れるように心がけていますか?脂っぽい外食が多かったり、甘味菓子・スナック菓子・炭酸飲料等の摂取量が多いと皮脂分泌が過剰になります。ストレスの溜まりやすい生活が続いたり、睡眠不足・喫煙・飲酒・便秘・ホルモンバランスの乱れなども、ニキビが出来やすい肌環境を作ります。体の内部からニキビのできにくい体質になれるように、健康的な生活を心がけましょう。

 

ニキビは肌の表面にできるので肌のコンディションだけを考えがちですが、半分の原因は体の内部にあるという事を意識しておきましょう。

 

 

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正しいスキンケアで、ニキビを改善していきましょう。

思春期に出来るニキビは皮脂分泌が過剰になる事が原因で出来るニキビですから、遺伝性の可能性が高く、スキンケアは洗顔と保湿が重要になります。毛穴の汚れを洗顔料で清潔にしたら、さっぱりした保湿剤で肌に潤いを与えるように心がけましょう。

 

20代以降にできるニキビは大人ニキビと考えられ、不規則な生活・バランスの悪い食生活・間違えたスキンケア方法等が原因と考えられ、後天性のものと考えられます。思春期にニキビができていた方が、ある年齢で大人ニキビに変わっている事に気付かず、10代のスキンケアをそのまま使って肌の不調を起こす事があります。大人ニキビには、マイルドな洗顔と保湿を行いましょう。

 

共通して言えるお手入れ方法は、洗顔料はたっぷりと泡立てた泡で、朝晩包むように優しく丁寧に洗う事です。すすぎの水温は人肌温度のぬるま湯で、こすらず何度も洗顔料を洗い流します。洗顔料が毛穴に残ると、毛穴を詰まらせてニキビができやすくなります。

 

時々ピーリングやスクラブ洗顔・パックなどで、毛穴の大掃除をして角質を適切な厚さにしておくとニキビのできにくい肌になります。肌を清潔にしたらできるだけ早い時間に、化粧水・保湿液・美容液など、潤いをしっかり与えましょう。しっとりした乳液・クリーム状は、毛穴を詰まらせやすく負担になります。また何もケアせず放置すると、肌を守ろうとして皮脂腺は皮脂を慌てて分泌します。

 

ニキビが出やすい人は、スキンケアで力が入りすぎる傾向があります。気になって爪で引っかいたりすると肌に負担を与えて悪化させたり、跡形ができやすくなります。角質層は「サランラップ程度の薄さ」なので、力を入れすぎないように気をつけましょう。

 

こまめに努力を継続する事が何よりも重要で、体の中と肌表面の双方からケアをして、ニキビを改善していきましょう。

 

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