美髪の秘訣?ドライシャンプーと湯シャンの組み合わせ
昨今、美肌のためには「洗いすぎないこと」がたびたび取り上げられますよね? 洗顔もしすぎちゃダメ。体も毎日ごしごし洗っちゃダメ。洗いすぎることによって、必要な皮脂や水分も奪ってしまうと今では常識になりましたが、実はこれ、髪にも同じことが言えるんです。
シャンプーは3日に1回?
日本では浸透していないですが、海外、特にアメリカやヨーロッパの女性は、美しい髪を保つために洗髪を2~3日に1回に抑えているという人が多いんです。油分や水分を取りすぎないためにも、シャンプーをするのは、2~3日で充分。これってモデルの間でも、よく言われていることですよね?
それって不衛生じゃないの? と思われがちですが、洗い過ぎて頭皮に必要な油分を洗い流さずに済むので、乾燥によるフケが収まったという声もあるくらいなんです。とはいえ、もちろん何もしないというわけではありません。
では、シャンプーの変わりに何をしているのか。それがドライシャンプーと湯シャンです。
シャンプーの変わりにドライシャンプー
ドライシャンプーって聞いたことがありますか? その名の通り、髪を濡らさずにシャンプーできるもののこと。ドライシャンプーの愛用者が最も多いと言われるイギリスでは、かなり一般化されたシャンプーです。髪から必要な水分・油分を奪わないので、柔らかく輝きのあるものになるのだとか。
たとえば屋内で1日過ごした日は、髪をシャンプーで洗わず、思い切ってドライシャンプーを使ってみるというのがスタートとしては始めやすいかも。ドライシャンプーといっても、種類は様々。指先でマッサージする粉末タイプもあれば、スプレータイプ、シートタイプもあります。
シャンプーとの切り替えアイテムとしても重宝されていますが、夏の時期、今すぐ頭をさっぱりさせたい!という時にもオススメなんですよね。
お湯で洗うだけの湯シャンとは?
シャンプーは3日に1回。その他はドライシャンプー、それか湯シャン。そういう人って多いんです。大抵が湯シャンとドライシャンプーを使い分けているそうです。
湯シャンというのは、お湯だけで髪を洗うということ。
シャンプーをすることによって、確かに頭皮の皮脂はさっぱり洗い流せるかもしれませんが、そもそも皮脂は頭皮を守るために分泌されたもの。それを全部取ってしまうことによって、さらに頭皮がベタベタしてくるんです。洗えば洗うほど、頭皮がベタつく。だからまたシャンプーをしてしまう。これが悪循環!
お湯だけじゃベタベタが取れないと思ってみても、実際にやってみると案外さっぱりすることに気がつくと思います。湯シャンを続けることによって、髪は本来持っているツヤやコシを取り戻して、ツヤツヤでしっとりとまとまる髪に。
抜け毛も減って、ボリュームのある髪に戻ったという声もあるくらい。有名なところでいうと、俳優の福山雅治はシャンプーはせず、いつも湯シャンだけなんだとか……。若さの秘訣は湯シャンなのかも?
湯シャンの正しい方法
・シャンプー前にしっかりブラッシングする
・ぬるま湯で指の腹でマッサージするようにして、頭全体を洗い流す。時間にして3~5分程度。髪が長い方は、プラスチッック製の粗めのブラシで髪をブラッシングしながら洗うとより効果的。(ベタベタが気になるようなら、お湯の温度を少し上げても良し)
最初のうちは、月曜にシャンプーをしたら、火曜はお湯だけで洗ってみて、水曜はシャンプーをする、という方法が良いかも。それでもベタつきが気になるという時はドライシャンプーを併用するのもありかも。
夏の紫外線に負けない髪も
紫外線で焼かれた髪をどうやってケアするか。これで秋の髪質が決まります。
頭皮をいたわる意味でも、汗をよっぽどかいた日でなければ、最初は3日に1回程度でも湯シャンかドライシャンプーを使ってみると良いかも?
いつまでも美しい髪でいるためには、髪だけではなく頭皮のことも考えてあげなければいけませんよね?
健康な状態がどんなものか、一度学んでみるのもいいかも。