1日のはじまりに白湯。夏の冷え対策にも!
朝起きて、一番最初に何をしますか?
窓をあけて、背伸びをして、それから?
これからは、健康のため、美容のため、朝のはじまりに一杯の白湯を飲むというのはどうでしょうか?
ただのお湯だと思ったら大間違い!白湯の効能
白湯(さゆ)というのは、もちろんお湯のこと。正しくは沸騰させたお湯を、飲める温度まで冷ました飲み物のことです。湯冷ましとも呼ばれていて、一度沸騰させているので、不純物もなく口当たりも柔らかいのが特徴のもの。インド発祥のアーユルベータでも白湯は「バランスのとれた消化剤」として重宝されていて、赤ちゃんでも病人でも負担なく飲める飲み物なんです。
では、なぜ白湯が良いのでしょうか?
<内蔵を温める効果>
内蔵を温める。言葉にするとたったこれだけですが、実はこの「温める」効果が凄いんです。まず、内臓というのは、温度は1℃上がると免疫力が上昇すると言われています。温度が1℃上がるだけで、実は基礎代謝が10~12%あがるので、温めるということがどれだけ凄いことか分かりますよね?
<便秘の解消に>
朝一番。実はこれこそが大事。最初に胃に入る白湯が胃腸を適度に刺激して、活発に動くように促します。それによって血液循環が良くなって、悪いものを老廃物と一緒に排泄を促すので、便秘解消はもちろん、それによって肌荒れ改善にも期待ができるというわけ。
<ダイエットにも!>
実は白湯はダイエットにも。特に冷え性で、水分代謝が悪い人。そういう方にこそ向いている白湯のダイエット効果。温めることによって代謝が上がっているので、朝一番の白湯が痩せやすい体へと導いてくれるんです。キレイな人が大抵白湯を好むのは、この効能があるから。
夏の冷えにこそ白湯!
夏の冷え。それは効きすぎた冷房や、冷たいものの取りすぎで起こります。そうなってしまったら、これが案外大変。自律神経を乱して、生理不順を招くとまで言われています。そうならないためにも、気をつけたい夏の冷え。
そんな時に最適なのが、やっぱり朝一番の白湯。暑い日に温かいものなんて……と思うかもしれませんが、温かいものを飲んだ後にかく汗によって体の水分調整がされています。ゆっくりと胃を落ち着かせるためにも、朝の白湯は最適なんです。
夏のやっかいな冷え症改善効果の他にも、むくみ取りや、日焼けによる夏のくすみにも効果あり!
大事なのは飲むタイミング
基本的に白湯の効能をちゃんと感じられる理想の飲み方が朝。1日のはじまりに飲むものです。何も入っていない腸をすっきりと浄化してくれるので、朝からすっきりと過ごせるようになります。
もちろんそのほかにも白湯は体に良い影響を与えてくれる飲み物。とはいえ飲むタイミングによって、効果が違ってくるので、そこを気をつけたいとこと。
たとえば食事のすぐ後。これは白湯を飲むのにベストとは言えない時間。胃に水分が多くたまりすぎて消化が遅れてしまうと言われています。飲むなら食後すこし休憩をとった後がベスト。だいたい30分後くらいを目安に飲むのが良いと言われています。そうすることによって、落ち着いてきた胃を温めてくれるので消化の助けをしてくれます。
飲む量は1回にだいたい150cc程度を考えておきましょう。これはマグカップに半分くらい。飲みすぎてもお腹がたぷたぷしてしまうので、この程度を目安に試していくのが良いでしょう。