シャンプーしても大丈夫?パーマをした日のヘアケア事情

頭皮・スカルプケア

オシャレのためにパーマネントやカラーリングをするのってほとんど常識的ですよね?でも、パーマネントやカラーリングをした日のヘアケアって、どうしたら良いのか分からないことが多くないですか?今回は、そんな疑問にお答えしようと思います。

 

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1. パーマ当日のシャンプーはOK?

パーマネントをした日って、美容室では、髪を洗わないようにって言われませんか?でも、家に帰ってみると、パーマネントの薬液の嫌な臭いがしてきて、どうしてもシャンプーしたい気分になっちゃいますよね。できる事なら、この嫌な臭いとサヨナラしたいって思うのが、女心というものですよね。

では、そもそもどうしてパーマネント当日はシャンプーをしてはいけないと言われるのでしょうか?パーマネントをした日にシャンプーをすると、パーマが取れてしまうなんて意見もありますよね?それは、本当に真実なのでしょうか。この意見は、パーマネントの薬液の性質と密接に関係しています。

 

2. パーマがシャンプーによって取れやすくなる理由って?

もともと、パーマネント液が髪をウェーブが蹴ることができるのは、パーマ液の効能によります。パーマ液にはタンパク質を一旦切った後に再度結合させる働きがあるのです。確かに、美容室でパーマネントを行ってもらった時って、乾燥させるとウェーブがかっていて、パーマが定着しているように見えますよね。しかし、実際のところ、髪はまだまだウェーブが定着しているわけではなく、数日かけてタンパク質が再結合し、固定されてウェーブが定着していくのです。

 

ところで、パーマネントをした日というのは、髪がパーマネント液によるダメージを受けており、キューティクルもかなり開いている状態です。そのため、シャンプーをするとなると、いっきに髪の内部に水分が入っていきます。すると、パーマ液によってウェーブが固定される前に水分が入るため、ウェーブの形状がしっかりと定着しないことになります。そのため、せっかくパーマネントをしても、緩やかなウェーブになってしまうなど、予想していたようなヘアスタイルとは程遠い状態になってしまいます。

 

また、ウェーブが定着しないだけでなく、他にもデメリットがあるのです。それは、髪のダメージがかなり増えると言うこと。もともとパーマ液によるダメージを髪は受けています。さらに、キューティクルが開いている状態でシャンプーをすると、髪の栄養素がどんどんと抜けていきます。

 

そして、そのまま水分が入ることにより、キューティクルが閉じずに、ずっと開いた状態になってしまう可能性もあります。キューティクルが開いてしまうと、日々のシャンプーやドライヤーの熱などによってもどんどんと髪がダメージを受けやすくなってしまうのです。そのため、できることなら、パーマネントをした当日はシャンプーをせずにいるのがいいですよね。もちろん、シャンプーだけでなく、雨や汗などで髪や頭皮が濡れることもなるべくなら避けた方が良いですよ。

 

 

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3. パーマネント当日に髪を洗う必要がある場合には?

そうはいっても、雨に濡れたり、夏の暑い日に外出するなどして、髪が汚れたり頭皮がべたついたりして髪を洗いたい時ってありますよね。そんな時にはシャンプーは避けられません。できることなら、ダメージを与えないように洗ってあげましょう。

 

例えば、髪はこすらずに洗っていくことや、ややぬるめのお湯でさっと髪や頭皮を流してあげる。濡れた髪は、タオルで押さえるように水分を取って、そのままドライヤーですぐに乾かす。このように、なるべく髪にダメージを与えず、すぐに乾燥させることによって、ダメージを最小限に抑えることは可能です。

 

できることなら、パーマネント当日のシャンプーは極力控えることで、パーマの形状を長持ちさせることができますよ。

 

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