【美容日記】50歳からのエステ体験で得たもの。

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私自身、現在56歳。若い時期に美容というものに一切興味がなく、恥ずかしながら、ほとんどスッピンで街を歩く事も恥ずかしいと感じた事も無いような暮らしをしてきておりました。

然しながら数年前にホテルでの接客をする部門で働く事となりまた年齢により、若いスタッフを指導する立場でもあった為薄く化粧をせざるを得ない立場となりました。

 

この時期の私の後悔は、半端なものではありませんでした。

 

若い時から洗練されたお化粧を自由に操れる方と私の見た目は(勿論、元々の素材については自分も理解はしております)雲泥の差と成っておりました。化粧をする事で明るくまた知的にもなれる事を改めてかんじました。流石に社会人と成って数十年もたっている為、若い子達に教えを請う訳にもいかず、できる事を自分なりにと、考える事としてマイペースと楽観的な考えで逃れておりました。

そんな私が、エステというものに巡り会えたのは、スタッフの中に自分の家で営業をしているという事を知り、何事も経験と勧めてくれた方がいたからです。エステと言うと敷居が高く、今の方はそんな風に考えないかもしれませんが、ちょっとリッチな方々がされるものと勝手に解釈をし、自分には決して相いれない物と興味もなく、情報も積極的に取り入れる事もない物でした。然しながら左近の宿泊産業では、ホテルの中にエステサロンのあるところも多く、全く何も知らないでは、お話にならないと考え恐る恐る、門をたたく事にいたしました。

日本国内においてのエステは、明治時代の「美顔術」が発端とされる様ですが、美しくありたいと思う女性の心と、国民所得にゆとりが出てきた事により、顔や全身、痩身、リラクゼーションの効果にも波及してきた様です。その中で今回私が初めての挑戦をしたのは、フェイスデコルテでした。

先づはお部屋でウエルカムドリンクをいただき、簡単な問診にお答えしましたが、この時点で、日常ではない、非常に優雅な気分を味わう事が出来ました。施術される方の態度、振舞いによる物と感心いたしました。洋服を着替え施術に入っていく訳ですが、全て手で行っていただきました。ご存知の方は勿論常識ですよ、と言はれるかもしれませんが、私にとっては驚きでした。80分間を丁寧にしかも、優しく顔、身体を揉みほぐしていただきましたが、アロマオイルの上品な香りと手の温かみに癒されました。正直、お金を払ってまでエステに行くのは、と考え、今回は取りあえず経験と考えておりましたが本当に間違っておりました。自分だけの為に80分間を誰にも邪魔されずゆったりした時間と心地よい温もり、やわらかな香りに包まれ、大満足な体験となりました。

何だか少し自分にも自信が持てるというか、こういうゆとりが自分には無かったものであった事が自覚出来た事、逆にこういうゆとりを持つ事が仕事の中においても必要であることが、ハッキリと分かりました。

仕事が大事、余裕な時間など無い。と突っ走ってきたつもりでしたが、心にも、身体にも顔の表情にも余裕もなくしていた事に気付かせられました。

最初の段階で書かせて頂きましたがお化粧が下手な事も勿論でしたが、他の働く女性がキラキラ輝いて綺麗に素敵に見えたのは、私自身に心のゆとりが無かったからかもしれません。

エステを贅沢な物と考え興味のないふりをして、それどころではない風を装っていたのは、もしかすると私のヒガミに似た感情だったのでではないかと思います。

気づく事が遅かった私ですが、これからはエステ、美容に関心を持ち活き活きとハツラツとした、女性を目指しもっともっと、自分に磨きをかけていきたいと思います。

もし未だ、未経験の方がいらっしゃるならぜひ一度エステを体験していただく事をお勧めいたします。本当に有意義な時間を過ごせる場所ですよ。

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