外見のコンプレックスを捨てて、ハッピーに暮らそう♪」
自分の外見に100%満足している女性なんているでしょうか。
どんな美人でも顔のパーツが気に入らなかったり、体形で変えたい部分があったりするものです。
努力だけで顔かたちを変えることはむずかしいですから、しだいにそれがコンプレックスになっていく…。
しかし、どんな部分でも自分の一部です。
コンプレックスを上手に捨てることで、もっと気楽にもっとハッピーに過ごせるかもしれません♪
外見のコンプレックスは、単なる思い込みにすぎない!
コンプレックスを捨てるといっても、そんなに簡単にできない!と思うでしょう。
確かにそのとおりですが、若い女性に人気の雑誌「anon 2018年 1月31日号」に掲載された記事によれば、コンプレックスとは、ほとんどが本人の思い込みにすぎないそうです。
心理カウンセラーの小高千枝(おだかちえ)先生は、ほんとうに外見に問題があるケースよりも、単なる思い込みによってコンプレックスが作られているケースが多いと言います。
ですから、思い込みの枠をはずすことによって、コンプレックスを捨てることができます。
たとえば「太っているから美人に見えない」という悩みがある場合は、太っていることだけが問題なのかを考えてみましょう。
太っているといっても、具体的にどれほど太っているのか。 そして、痩せたら幸せになれるのか。
さらには、痩せている人がみんな幸せなのか、と順番に考えていくのです。
あれこれと考えていくと、ふいに自分の悩みが小さく見える瞬間があります。
それが、コンプレックスを捨てて自由になれた瞬間なのです。
外見を変える前に、自分の思い込みを捨てよう
コンプレックスから解放されると、自分がそれまでどんな思い込みにとらわれていたのかを客観視できるようになります。
太っているという悩みは、単なる体重の悩みではありません。
この悩みを掘り下げていくと
太っている→理想の体形と違う→理想と違うからオシャレに見えない→自分はオシャレでない
という根本的な問題にたどり着きます。
ここまで来たら、状況の改善まではあと一歩です。
つまり問題は太っていることではなく、自分がオシャレだと感じられないという点にググっと集約されていくのです。
オシャレでない点が根源的な問題ならば、ムリにつらいダイエットを続ける必要はありません。
ファッションセンスのある友人と買い物に行き、スリムに見える洋服を教えてもらい、買うだけでいいのです。
コンプレックスを捨てることは、自分にとって本当に必要なものを見きわめていく、という作業につながるわけです。
コンプレックスを急激に捨てず、少しずつ始める
とってもハッピーになれそうなコンプレックスからの解放。
しかしコンプレックスがかなり深刻になっている場合は、解放するにも注意が必要です。
オシャレに見える洋服を買って着ることで、解消されるようなお悩みならいいのですが、なかにはスタイリングだけでは解決しない問題を抱えている場合もあります。
心の奥底で自分の存在意義と深く関係するような問題が、体重や外見の悩みとなって表出していることもあるんです。
こういうケースでは、買い物をすることで太っていることやオシャレに見えないという悩みは解決しますが、別の問題を抱え込んでしまうかもしれません。
もっと解放されたいとつぎつぎにお洋服を買い込み、買い物という行為に依存してしまうのです。
自分のコンプレックスを100%解消しようとすると、うまくいかなかった時の傷が深くなります。
ちょうどダイエットのリバウンドみたいですね。
防止策としては、ダイエットと同じように少しずつコンプレックスを捨てていき、適度にお悩みを残しておくことも大事です。
ひとつずつ悩みを乗り越えて、成長していこう
自分の外見にコンプレックスを持つのは、決して悪いことではありません。
悩みを解決することで達成感を持てますし、新しい世界も広がります。
がんばりすぎることなく、楽しみながらひとつずつコンプレックスを乗り越えていきましょう。