甘味あっさり手作りフルーツスプレッドで、女子力アップ朝食♪
朝は時間がなくて、何も食べずに飛び出していく。
そんな日が続くと、なんだかお肌のぐったりしてくるみたいです。
朝食にぴったりのフルーツスプレッドを自分で作れば、朝からビタミンや食物繊維もしっかり摂取できます。
お家で作れて、美容にもいいフルーツスプレッド。
ジャムとの違いと、カンタンに作れるレシピを知っておきましょう♪
甘さ控えめのフルーツスプレッドを食べよう
最近よく耳にするようになったフルーツスプレッド。
ジャムと同じと思っている人が多いのですが、ジャムとフルーツスプレッドは糖度が違います。
日本のジャムはJAS法で「果実、野菜または花弁を砂糖類等とともにゼリー化するようになるまで加熱したもの」と決められています。
さらに、糖度が40度以上のものがジャムです。
ちなみにアメリカでは糖度65以上のもの、ヨーロッパでは糖度60度以上のものがジャムです。
いっぽう、日本のフルーツスプレッドは糖度が40度未満。
フルーツスプレッドは、ジャムと同じく果物や野菜の味を楽しむものですが、甘さがジャムよりも控えめなんです。
伝統的なジャムはフルーツに対して50~100%のお砂糖を使います。
おいしいですが、ダイエット中の女性にとっては毎日たべるのはつらい甘さです。
そこで、TV番組”ガッテン!”で紹介されていた、自宅で作れる超カンタンなフルーツスプレッドのレシピをご紹介します!
好きなフルーツで下ごしらえから始めよう
果物の栄養と食物繊維がつまったフルーツスプレッドの作り方は簡単。
まずは下ごしらえから始めましょう。
フルーツスプレッドにしたい果物を、冷凍またはすりおろします。
冷凍するか、すりおろすかの判断は、フルーツのサイズによって決めましょう。
サイズの小さいフルーツ:
イチゴ・ブルーベリー・マンゴーなど→冷凍する
ベリー系など果実の小さいフルーツは、冷凍にしたほうが簡単です。
冷凍するのがめんどうなときは、スーパーやコンビニで売っている冷凍フルーツを使ってもOK。
冷凍したフルーツは、調理前に自然解凍・または電子レンジで解凍します。
目安は、600Wで1分30秒~2分です。
サイズの大きいフルーツ:
リンゴ・梨など→すりおろす
大きくて実が固いフルーツは、そのままおろし器ですりおろしましょう。
フルーツの食感を残したい時は、実の1/3ほどをすりおろさず、1センチ角に切って冷凍します。
あとはすりおろして、調理するときに冷凍した分と混ぜて使います。
なぜ冷凍・すりおろしをするかというと、フルーツの細胞を壊したいためです。
細胞が壊れるとフルーツスプレッドとして固めるためのペクチン(食物繊維)が、しみ出すやすくなります。
さあ、これで下ごしらえは完了です。
あとは一気に完成させましょう!
たった3分でフルーツスプレッドを作ってみよう
簡単フルーツスプレッドの作り方
材料:
フルーツ 200グラム(冷蔵庫の中にあるフルーツなら、なんでもOK)
レモン汁 大さじ1
砂糖 20~30グラム
作り方:
1.下ごしらえをしたフルーツをフライパンに入れ、強火で3分間加熱する
2.加熱しながらフルーツをつぶす
3.加熱するうちにフルーツにとろとろになったら、火を止める
4.火をとめたら砂糖とレモン汁を入れて混ぜる
5.粗熱を取り、冷蔵庫で冷やして完成
お家で作るフルーツスプレッドは下ごしらえが必要ですが、調理するのはわずか3分です。
冷蔵庫でしばらく冷やすとゼリー状に固まりますので、ヨーグルトに混ぜたりトーストに塗ったりしていただきましょう。
もちろん、そのまま食べてもとってもおいしいです。
お料理にも使って、早めに食べきろう
手作りフルーツスプレッドは低糖度で保存料を使っていないため、なるべく早く食べきりたい。
そこで、お料理に活用できるレシピもご紹介します。
フルーツスプレッドで、サラダ用のドレッシングを作っちゃうのです。
材料:
フルーツスプレッド 45グラム
オリーブオイル 15グラム
穀物酢 15グラム
塩 小さじ1/2
コショウ 少々
作り方:
1.材料をよく混ぜれば完成!
混ぜるだけのドレッシングですが、フルーツの甘味がとってもさわやか。
イチゴ・リンゴ・柿など、色のキレイなフルーツスプレッドを使うと、見た目が華やかなサラダになります。
ホームパーティのテーブルにぴったりですね。
自分で甘さを調整してみよう!
今回ご紹介した”ガッテン!”のフルーツスプレッドは、フルーツの重量に対して約10%の砂糖しか加えていません。
一般的なジャムはフルーツの重量に対して50~100%の砂糖を使います。
自分で作ると砂糖の量を加減できますから、好みの甘さのフルーツスプレッドで朝食から女子力をアップさせましょう!