気になるシミは冬こそ重点ケア!シミの色を見て対策を変えよう

ビューティ ライター:

女性の印象を大きく左右するのがシミ。

 

どんな美人でもシミがあると一気に老けて見えてしまいます。

 

 

だからこそシミ対策をあれこれやるのですが、どうしても冬は手を抜いてしまいがち。

  

しかし、本当は冬こそシミ対策をすべき時期なんです!

 

自分のシミをしっかりチェックして、冬にじっくりとケアしましょう。

 

茶色のシミか赤いシミか、色によって別アプローチ!

そもそもシミの原因は、皮膚の奥にあるメラニンです。

 

メラニンは黒い色素を作り出して紫外線を吸収し、肌細胞のDNAを守る働きをするもの。

 

順調に肌のターンオーバーが進んでいれば、黒色メラニンは剥がれてなくなりますが、

加齢やターンオーバーサイクルの乱れによって肌の奥にたまることがあります。

 

これがシミの大きな原因です。

 

加齢が原因のシミは、老人色素斑や肝斑(かんぱん)と呼ばれる茶色いシミ。

 

しかし茶色のシミとは別に、赤い色のシミもあります。

 

赤い色のシミは主に日光角化症というもので、皮膚がんのごく初期の症状だといわれます。

 

赤いシミが気になる人は、なるべく早く皮膚科に行って治療を始めるのがいいでしょう。

 

このように、シミは色によって取るべき対策が変わってきます。

 

まずは自分のシミの種類を見分けることから始めましょう。

 

茶色のシミ対策には摩擦予防!

それでは、2種類の色の違うシミに効果的な対策をご紹介しましょう。

 

茶色のシミは色素が沈着したもので、皮膚への強い刺激を繰り返すとできることが多い。

 

そこで効果的な対策とは、洗顔やスキンケアをそっとおこない、皮膚への摩擦を極力へらすようにすることです。

 

NHKの人気番組「ガッテン!」で、シミ対策にくわしい久野慎一郎医師(東京高輪病院形成外科)が紹介していましたが、洗顔は泡洗顔がおすすめ。

 

泡洗顔をすると、泡が皮膚との間にはいり、クッションになるので摩擦が減るのです。

 

自分ではそっと洗顔しているつもりでも、皮膚に大きな負担がかかっていることがあります。

 

洗顔だけでなくタオルドライも、柔らかいタオルを顔にそっと押しあてるのがベター。

 

また目の周りのマッサージなども要注意です。

 

顔の皮膚はとても薄くて、表皮と真皮の厚みはマブタなら0.6ミリしかありません。

 

こんな薄い皮膚の上でマッサージやアイメイクのクレンジングを強くやると、刺激が強すぎます。

 

顔のスキンケアはとくにソフトにやさしくして、茶色のシミが新しくできるのを予防しましょう。

 

赤いシミは皮膚科で治療するのがおすすめ

 赤いシミ(日光角化症)の原因も紫外線。

 

紫外線を長年浴び続けてきたことで、高齢になるほど発症しやすい皮膚の病気です。

 

日光角化症は湿疹に似ていますが、赤みが半年以上続くのが特徴です。

 

ほかにも

シミの表面をさわると、ガサガサしている

痛みやかゆみはほとんどない

という特徴があります。

 

茶色のシミの大きな違いは、日光角化症が有きょく細胞がんの初期の症状だと言われる点です。

 

痛みがないからと赤いシミを放っておくと、有きょく細胞がんへ移行する可能性があります。

 

茶色のシミは単なる色素沈着ですが、赤いシミはガンの種の可能性があります。

 

気が付いたらなるべく早く皮膚科を受診するのが良いでしょう。

 

日光角化症は、皮膚科で薬を塗ったり液体窒素を使ったりして治療ができます。

 

ちなみに、赤いシミの日光角化症の塗り薬を茶色のシミに塗っても効果はありません。

 

同じように見えても、シミの原因が違うために取るべき対策・ケアも違ってくるのです。

 

冬にじっくりシミ対策、春にはピカピカ肌

顔のシミの原因はほとんどが加齢と紫外線です。

 

シミを完全に予防するのは難しいですし、だんだん増えていくのが困りもの。

 

しかしこまめなケアで、シミをなくしたり薄くしたりすることができます、

 

冬こそ丁寧なシミ対策をして、ピカピカのお肌で春を迎えたいですね。

この記事を書いた人

みぎわん

みぎわん

20代から美容道を爆走して、最近は健康に目覚めました。美は健康体に宿る!ハッピーな毎日に役立つ情報を発信していきます♪

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