プラセンタ注射やビタミン点滴効果の違い/疲労回復からエイジングまで!

ビューティ ライター:

疲労回復から肌トラブルまで、即効性が高いということで人気のプラセンタ注射やビタミン点滴。今回はその種類や効果、頻度や期間まで詳しく見ていきたいと思います。

美容点滴や注射の種類/どんな効果がある?

美容注射と呼ばれるものは、大きく分けて「ビタミン注射」「にんにく注射」「プラセンタ注射」の3つがあります。それぞれ配合されている成分に違いがあり、その効果や目的も異なります。

 

にんにく注射とは?

にんにく注射とは、ビタミンB1をはじめとしたビタミンB群や、ビタミンCなどの成分を配合した注射のこと。にんにく独特の臭い成分が含まれているので、注射後にんにくの臭いがするのも特徴です。

 

【こんな症状にオススメ】

□疲労回復

□風邪の予防

□冷え性の改善

□二日酔いの改善

主に、元気をチャージする目的のために成分が配合されています。

 

【効果の持続期間や頻度は?】

1回の注射で得られる効果の持続は、3日から1週間ほど。毎日を元気に過ごしたい方は、週に1回を目安に通ってみるのが良いかもしれません。

 

ビタミン点滴/注射とは?

美肌効果のあるビタミンB群や、ビタミンCなど、主にビタミン類が配合された美容点滴・注射のこと。クリニックによって成分が異なり、美肌注射やエイジング注射など、さまざまな名前で呼ばれています。

 

【こんな症状にオススメ】

□美白/美肌効果

□抗酸化作用

□風邪の予防

□疲労回復

主に美肌や美白目的で成分が配合されているため、美容点滴とも呼ばれることが多いものです。ニキビ肌などの肌荒れや、日焼けしてしまった肌への美白にも効果が期待されています。

 

【効果の持続期間や頻度は?】

1回の注射で得られる効果の持続は、3日から1週間ほど。疲れからくる肌トラブルを抱えていたり、美肌、美白に力を入れたい時は週に1回の頻度で通うと効果を実感しやすいかもしれません。

 

プラセンタ注射とは?

プラセンタは胎盤のことで、クリニックで使用されるプラセンタ注射は全て、人の胎盤から抽出したヒトプラセンタが使用されています。胎盤には三大栄養素やアミノ酸、ビタミン類などの栄養があるため、人気の注射になっています。またホルモンバランスを整える効果があるため、生理痛や生理不順で悩む女性の方にも効果があるとされています。

 

【こんな症状にオススメ】

□生理不順/生理痛

□更年期障害

□花粉症などのアレルギー症状

□美肌や保湿効果

□疲労回復

 

【効果の持続期間や頻度は?】

効果を実感するために推奨されているのは、はじめは2、3日に1回を繰り返し、その後慣れてきたら週に1回程度の頻度で注射を受けると良いとされています。

 

【注意】

厚生省からプラセンタ注射を1度でも受けたことのある方は、献血を控えるようにと通達があります。感染症のリスクが「ぼぼない」とされるプラセンタですが、完全にはゼロと言い切れないため献血は控えるようにしてください。

 

 

美肌・エイジング効果に優れた高濃度ビタミンC点滴

美容注射とは少し異なりますが、美肌にも良いとされて美容クリニックで受けることができるものに、高濃度ビタミンC点滴というものがあります。濃度の高いビタミンCを、血管の中に点滴で大量に投与することで、血中のビタミンCの濃度を上昇させ、高い抗酸化作用をもたらすとされています。

 

【こんな症状にオススメ】

□肌を白くしたい

□肌のシミ、くすみ、肝斑

□アトピー性皮膚炎

□エイジングケア

□免疫力を高める

 

【値段設定は?】

にんにく注射、ビタミン注射、プラセンタ注射に比べると、高価な注射になります。1回の注射には1〜3万程度の金額がかかります。

 

受ける前にG6PD検査が必要?

大量のビタミンCを投与するため、肝臓に負担がかかりやすい注射になります。そのため肝機能が低下している、またG6PDという溶血性疾患がある場合も受けることができないため、まず最初にG6PDテストを受ける必要があります。(費用は約1万円ほど)

 

 

プラセンタは注射と点滴どちらが効果的?

点滴とは、一般的に静脈注射のことを指しています。クリニックによって値段は異なりますが、金額が高いのも点滴になります。それは、少しずつ入れることができる点滴のほうが、成分が多く含まれていることが理由のひとつです。

 

点滴することで、有効成分を余すところなく血液中に摂り入れることができるため、栄養が行き渡るスピードが早く、速攻性も高くなります。しかし持続性は低く、効果も早く消えてしまいます。

 

対するプラセンタ注射は、皮下注射か筋肉注射になります。一時的にその場所に蓄えられ、じわじわと体の中に栄養が行き渡る方法になるため、即効性という点では点滴に劣ります。しかし持続性という点では注射のほうが優れているとされています。

 

□即効性を期待している→点滴

□効果を持続させたい→注射

 

 

まとめ

美容注射には種類が多く、目的や効果でどれを行うか選べるようになっています。疲れている時、二日酔いの時、肌に元気が欲しい時など、自分の好みで注射を選んで、健康的に過ごせると良いですね。

 

この記事を書いた人

きみぽん

きみぽん

婚活中の30代女子です。今更ですが、美容に目覚めました。家庭用脱毛器に興味があるので、どんどん試して皆様に発信していきますね。

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