顔や太もも、お腹にも?脂肪溶解注射のメリットデメリット
脂肪溶解注射(メソセラピー)とは?
脂肪溶解注射とは、薬剤を注射することによって脂肪細胞に働きかける痩身治療です。ダイエットだけでは落としづらい脂肪やセルライトを溶かし、体外に排出する「切らない脂肪吸引」と呼ばれるメソセラピーについて詳しく見ていきたいと思います。
脂肪溶解注射の気をつけるべきメリット・デメリット
施術が注射であるため、時間は10分程度、使われる薬剤はフォスファチジルコリンと呼ばれるアメリカのFDA認可された安心なものです。これにはメリット・デメリットがあるため、施術前にはきちんと確認をしておきたいと思います。
【メリット】
・取り除くことが難しいセルライトに効果がある
・自然な形でボディラインを整えることができる
・他の痩身術に比べて簡単な処置で終わる
【デメリット】
・軽い腫れ、むくみが起こることがある
・筋肉痛のような痛みが出ることがある
・繰り返し注射する必要がある
デメリットとして、痛みが伴う場合があるということが第一にあげられます。そういった症状は数日で消えますが、万が一痛みが強く出た場合は、すぐに医師に相談しましょう。注射に使用する主成分が大豆であるため、大豆アレルギーの方は施術を受けることができないので注意してください。
BNLS注射とメソセラピーは何が違うの?
脂肪溶解注射として代表的なものがメソセラピーですが、同じ脂肪溶解注射としてBNLS注射も名前があげられます。このふたつの注射の違いとは何なのでしょうか?
メソセラピーとは?
使用する薬剤は内服薬として厚生労働省から認可されたもの。溶解された脂肪は体外に排出されるため、リバウンドの心配も少ないと言われています。
・腹、太ももなど、身体パーツへの注射が効果的
・腫れることがあり、鈍痛を伴うこともある
・2〜4週間おきに注射をすることが出来る
BNLS注射とは?
脂肪溶解注射と呼ばれるメソセラピーに対し、BNLS注射は小顔注射という名前で使用されていることが多いもの。BNLSは顔周辺に特化した注射で(体にも使用することはできる)、顔パーツへの注入が最も効果が出るとされています。
・小顔目的の注射が最も効果的
・痛みが少なく、腫れづらい
・1週間おきに注射をすることが出来る
・身体に注射することも出来るが、その分注入する量が増えるためコストがかかる
脂肪溶解注射を顔や太もも、お腹に打つ時の注意点は?
□太ももやお腹に打ちたい場合
太ももやお腹、お尻への脂肪溶解注射を受ける場合、この部位は脂肪が溜まりやすい部位でもあります。たとえば太ももの場合、2週に1度のペースで行うと仮定した場合、だいたい3ヶ月かかるとされています。
1回の施術費用は比較的安価ではありますが、長期的に挑むことが必要になるため、結果的に費用がかかってしまう場合があります。治療を行う前に、治療回数や費用についてしっかりと計算をしておくようにしましょう。
□顔に打ちたい場合
従来の脂肪溶解注射(メソセラピー)は、痛みを伴ったり、腫れてしまうこともあります。そのため、小顔効果を求める場合は、BNLS注射がより向いていると考えられます。
脂肪溶解注射で失敗しないために!
脂肪溶解注射で失敗してしまった、という例も幾つかあります。そのため、失敗しないように施術前にしっかりと確認しましょう。
1 費用の事前に計算する
1度の施術で効果を実感できるものではありません。少なくとも3ヶ月程度はかかるとされているので、何回打つか、どの程度まで結果を出したいかを事前に医師に相談しておきましょう。
2 クリニック選びに気をつける
脂肪溶解注射は「注射」ではありますが、医師の腕によって仕上がりに差が出ると言われるものです。そのほかにも、クリニックによって薬剤の配合量や針の太さなどに違いがあります。失敗せずに挑むために、事前のリサーチに手を抜かないように。
まとめ
簡単に施術することが可能な脂肪溶解注射ですが、クリニックによって値段設定が大きく異なっていたり、薬剤の配合量が異なる場合があります。理想とするボディラインを目指すため、事前のリサーチはきっちり行い、しっかりと医師と相談した上で行ってくださいね。