歯のホワイトニングと喫煙習慣・白い歯のためにやることは?

ビューティ ライター:

 

歯の黄ばみは喫煙習慣にあり

愛煙家の人にとって、歯のヤニは悩み事のひとつではありませんか?

 

ヤニというのはタバコのパッケージに書かれた「タール」のことを指しています。タールは植物の樹脂のことで松脂(マツヤニ)のように、粘着性がある脂のことです。これはタバコの煙の中に含まれているので、歯や舌に付着して色をつけてしまうのです。

 

喫煙によって歯が黄ばんでしまうのは、このタールに原因があります。

 

タールによってついた着色汚れ(ステイン)は、なかなか落とすことが難しいとされています。洋服についた染みも、洗濯しただけでは取れないことがありますよね?それと同じで、ついてしまった着色汚れはとても厄介です。月日が経つほど、それはどんどん難しくなるとされています。

 

歯のクリーニングとホワイトニング、PMTCの違いとは?

着色汚れを何とかしたい!そう考えた場合、気になるのはホワイトニングですよね。たとえば歯科医院では「ホワイトニング」と「クリーニング」があります。さらに最近は「PMTC」と呼ばれる技術も注目されています。これら三つは混同されやすいため、その違いをまとめてみました。

 

□クリーニング

汚れた歯を掃除すること。原則的に保険治療の範囲内で行えます。歯の表面についている歯石や歯垢を取り除くため、表面が汚れている場合はクリーニングのみでも白くなることを実感できます。その他にも、クリーニングは虫歯や歯周病の目的のためでもあるので、歯の健康を考えるためにも良いとされています。もちろん、もともとの歯が黄色っぽい場合は、それ以上白くすることはできません。

 

□ホワイトニング

歯そのものを白くすること。漂白の意味で、ブリーチングとも呼ばれます。審美目的になるため、こちらは保険適用外です。ホワイトニング剤を歯に塗布して、LEDやレーザーの光を当てて行う処理です。歯を削ることはなく、歯そのものを白く漂白する目的になります。

 

□PMTC

PMTCはプロフェッショナル・メディカル・トゥース・クリーニングの略で、歯をキレイに保ちたいという需要の高まりによって、より注目をされるようになってきました。

 

これはフッ素入りの研磨ジェルを使っておこなうクリーニングで、通常の歯磨きでは落とせないバイオフィルム(虫歯や歯周病の原因とされる細菌の膜)を除去することができるものです。虫歯、歯周病、歯肉炎、歯槽膿漏、タバコのヤニによる着色汚れにも効果的とされています。歯の掃除と、口内の環境作りを目的と考えればわかりやすいかもしれません。

 

こちらは保険適用外になりますが、医療費控除の対象になっています。

(※医療費控除・・1月から12月までの医療費が10万を超えた場合、確定申告をすることで税金の還元を受けることができる制度の対象)

 

ホワイトニング中はタバコが吸えない?

「ホワイトニング期間中は、タバコが吸えないの?」

 

喫煙者としては、この問題は気になる部分ですよね。ホワイトニング直後は、歯の色素が抜けたばかりで不安定の状態です。その状態は色素を取り込みやすいため、基本的に24時間以内は禁煙をすることになります。禁煙だけではなく、コーヒーや紅茶、ワイン、カレー類など色の濃いものを控える場合もあります。

絶対にダメ!というわけではありませんが、効果が減少してしまうので注意が必要です。

 

歯科医院によっては禁煙を勧められる場合も多いようです。本格的にホワイトニングを考えるのなら、禁煙を視野に入れる必要もあるようですね。

 

喫煙者が白い歯を保つための3つの習慣

それでもタバコはやめられない!そんな方は毎日の習慣から見直すべきかもしれません。喫煙者が見直すべきことをまとめてみました。

 

1 歯磨きを強化

理想はタバコを吸うたびに「歯磨きをすること」とされています。毎回歯を磨くことは難しくても、気がついた時に少しでも歯を磨くと着色汚れになる前のヤニを落とすことが出来ます。

 

2 ホワイトニング効果のある歯磨き粉を使う

歯磨きを専用のものに変えることも効果があります。ただし、ホワイトニング効果のある歯磨き粉は研磨剤が入っていることが多いため、ゴシゴシ磨きはNGです。なでるように優しく磨くことがホワイトニングのポイント。心配な方は研磨剤の入っていないものを選ぶのも良いかもしれません。

 

 

 □オーラルケア アパガードリナメル 

【https://www.amazon.co.jp/dp/B009KFBPFK/】 

研磨剤の代わりにナノ粒子のハイドロキシアパタイトという成分で歯を白くするため、傷をつけてしまう心配がありません。

 

 

□ちゅらトゥース

>ちゅらトゥースホワイトニング公式ページ

(※こちらは通販のため、公式ページになっております)

 

沖縄発のホワイトニング専用ジェル。歯磨き粉ではありませんが、歯磨き後の習慣としてホワイトニングジェルを取り入れる方も増えています。歯だけではなく、歯茎をピンクにする効果もあります。

 

 

3 紙タバコを電子タバコに変える

「アイコス」「プルームテック」と近年電子タバコが注目を浴びています。これらは歯にこびりつくヤニ(タール)の9割をカットしているため、タバコがやめられない人は電子タバコへの移行も検討しましょう。

 

 □アイコス

【https://www.iqos.jp】 

煙は出ませんがニコチンが入っているため、紙タバコからの移行もすんなり出来る方が多いようです。

 

□プルームテック

【https://www.ploom.jp】 

アイコスに比べるとタバコを吸った満足感が薄いため、紙タバコから一気にプルームテックに移行となると、物足りなさを感じるかもしれません。禁煙するための段階として取り入れる方が多いようです。

 

まとめ

タバコはやめたくないけど、白い歯のままでいたい!そういった場合でも、毎日の習慣で十分きれいな歯を保つことができます。歯の着色汚れが進まないよう、早めに取り入れていくことがキレイを保つポイントです。自分にあった方法を探してみてください。

 

この記事を書いた人

きみぽん

きみぽん

婚活中の30代女子です。今更ですが、美容に目覚めました。家庭用脱毛器に興味があるので、どんどん試して皆様に発信していきますね。

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